今年のサンゴの産卵について
2023年3月10日
天候:晴れ 気温:25℃ 水温:21℃
はいさ~い、トオルです☆
最高な天気が続いています
そんな本日はスタッフだけで調査ダイブへ
なんの調査かって!?
それはね、石垣島のサンゴの調査だよ
皆さんご存じのように、
昨年の夏の高水温によって石垣島のサンゴは壊滅的なダメージを受けて、
多くのサンゴが死んでしまったんです
それまでは世界に誇る美しいサンゴが広がっていた美ら海も、
死んだサンゴで真っ黒な風景に
変わりゆくサンゴの姿をずっと観察しながら、
悲しくて精神的にもかなりキツかったな。
まあ、でもこれも自然のサイクル
2016年にも同じように高水温で死滅したサンゴがまた5年6年と時間をかけて再生して、
そしてまた昨年にやられてしまって・・・。
きっとこれの繰り返しなのかなと。
なので、またゼロからのスタート
ここから再生していく姿をしっかりと観察していこうと思ってます
毎年ずっと観察をしていたサンゴの産卵
産卵を予想した期間中は、
毎年必ず産卵を観察していて皆さんにも大好評だった石垣島店『初夏の人気コース』
今年は開催ができるのか、やっぱり無理なのか
その判断をするために調査に行ってきました
エリアが広すぎてとてもじゃないけど泳いで探すのは無理なので、
船にロープをつけて引っ張られながらのシュノーケリングです
伊原間の北側から米原の手前まで
リピーターの皆さんならどれだけ広いエリアかわかりますよね(笑)
そこを船に引っ張られながら1時間以上
産卵が狙えそうなサンゴがないか調査してきたよ
どこもかしこも心が痛くなる光景が広がってましたが、
いくつかまだ元気なサンゴが残っているところを発見したのでそこでダイビング
透明度は変わらずGood
肝心のサンゴたちは・・・
わかるかな!?
生きているサンゴと死んでしまったサンゴが入り乱れてます。
グレー色に汚くなっているサンゴはもう死んでしまった子たち
でもでも、そんな中でも元気に生き残っているサンゴもあったんだよね
数的にはかなり小規模ですが、
サンゴの産卵は狙えそうです!!
色があって元気なサンゴ
これはわかりやすいよね
でも、ちょっと下がって撮影すると・・・
手前のサンゴはもうダメになったサンゴです
こんな感じで限定的ですが、
なんとか『サンゴの産卵を狙える』という判断になりました!!
今まで見てきたサンゴの大産卵という感じではないかと思いますが、
このような状況でも行きたい!!という方がいらっしゃれば今年もご案内していこうと思います
今年のサンゴの産卵。
テーマは『ゼロからの再生』です。
ゼロ
ここから這い上がる姿を僕たちと一緒に見守っていきたい!という方、
興味のある方はメールかLINEにご連絡ください
日程はまだ確定できていませんが、
おそらく5月末から6月頭の日程になります。
詳細はまた後日に発表しますね
さあ、明日からしばらく海が続きます
楽しんでいきますよ~
それでは
担当 トオル
S2CLUB石垣島店
TEL 0980-87-0991
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〒907-0332 沖縄県 石垣市 伊原間14-1